研究紹介
高橋 淑子教授 |
脊椎動物の発生のしくみを理解するために、ダイナミックな器官形成や形態形成を対象にして、分子発生生物学的なプロジェクトを進めている。私達が主に用いているニワトリ胚は、生きたままの状態で目的の組織だけを遺伝子操作できるという大きな利点をもつ。現在以下のプロジェクトが進行中。1)腸の蠕動運動を可能にする細胞機能とその成り立ちを、カハール介在細胞や腸神経系の役割をとおして理解し、細胞間シグナルの振動機構を解明する。2)血管の生体内パターンニングのしくみを、血流メカノストレスや血管リモデリング機構をとおして理解する。いずれも、in vivo や in vitroでのライブイメージング解析や、胚操作(遺伝子操作や移植など)をふんだんに取り入れた解析を行っている。また最近では、数理学者との共同研究も進めている。 |
お知らせ
研究概要
生きたままで遺伝子操作できるニワトリ胚。組織や器官形成研究の主役。 |
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体内で併走する血管と神経(右)。トリ胚を用いると、一つの胚で血管と神経の両方を区別して操作できる。私達が開発したオリジナルな遺伝子操作法です。 |
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MACS教育プログラム
MACS教育プログラムから本が出版されました!
こちらのサイトで概略がご覧になれます
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第一章はYoラボが担当し、高橋淑子教授がいろいろしゃべっています。
事前にゴールは定めないし、成果は出るか出ないかわからない。そんな「狙わない」知の冒険記を是非ご覧ください!!
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